バースデーウィーク2026で発表された全内容

Carlos Armada、Meagan Gamache

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先週、当社は16周年を迎え、今日の世界でより良いインターネットを構築するための取り組みについてご紹介しました。マシュー(Matthew)とミシェル(Michelle)が 今年度の創業者レターで振り返ったように、今年はインターネット史上最も重大な変化があった年のひとつでした。

初めて、自動化されたトラフィックが人間の活動を上回りました。AIは、かつてない規模で構築し、インターネットを大幅に成長させ、さらなる熱意と創造性を解放する力となっています。エージェント主導型のレコメンデーションが消費者の選択に与える影響を目にしてきた中で、新しいビジネスが成功する余地を生み出すための新しいアプローチの必要性を認識しました。

バースデーウィークの各日において、インターネットの未来を築くためのさまざまな取り組みが紹介されました。月曜日は、オープンソースへのコミットメントを強化することから始まりました。火曜日は、アプリケーションセキュリティとポスト量子暗号への移行に焦点を当てました。水曜日に、私たちはエージェンティックインターネットのための新しい経済モデルを検討しました。木曜日は、データ分析、ストレージ、AI、エージェント開発用の新しいツールにより、開発者プラットフォームを拡充しました。最終日には、本ウィークの締めくくりとして、Cloudflareをより高速に、操作しやすく、誰でもアクセスしやすくするための機能をリリースしました。バースデーウィークの特別フォローアップとして、当社のインターンプログラムについて、 最新情報を共有しました。 1,111名のインターンを採用するという目標を発表してから1年が経ちます。インターンは、今週発表された多くのプロジェクトに直接貢献しました。プロジェクトには、EmDash、ポスト量子暗号の可視化、CryptoLabe、Protected Quick Tunnelsなどが含まれます。

本ウィークでは46件の発表を行いました。見逃してしまわれた方のために、2026年のバースデーウィーク中に発表したすべての内容を以下にまとめます。

9月28日(月)オープンソースへの貢献

新しいCLIの発表に伴い、構築に使用したパイプラインや、SDK、ドキュメントも公開しました。エージェントや開発者がCloudflareを利用する際のサポート体制を構築する方法や、皆様が頼りにしているプロジェクトを支援する方法についてご紹介しました。

発表内容

一文で言えば...

cfのご紹介:Cloudflare API全体に対応するエージェント型CLI

新しいcf CLIはCloudflare APIを反映し、JSON優先の出力と型付き設定を使用し、ユーザーおよびエージェントに統一されたコマンドラインインターフェースを提供します。

Forgeのご紹介:SDK、CLI、ドキュメントなどを生成するオープンソースパイプライン

Forgeは、CIで動作してAPI定義から直接SDK、CLI、ドキュメント、その他インターフェースを生成する、プラグイン可能なオープンソースパイプラインです。

EmDashのご紹介:プラグインのセキュリティ問題を解決する、WordPressの実質的な後継

EmDashは、明示的に承認された権限を持つ分離されたWorkersサンドボックスでプラグインを実行する、AstroベースのオープンソースサーバーレスCMSです。

VoidZeroのCloudflare参加から4か月:すべての人間とエージェントのために、オープンソースのJavaScriptツールチェーンがさらに高速化

Cloudflareに合流以来、VoidZero社はViteエコシステム全体で80回以上のリリースを提供してきました。以前は商用製品だった同社の「Void」プラットフォームは、完全にオープンソースとなります。

ViteでNext.jsアプリケーションを実行:Vinext 1.0のご紹介

Vinext 1.0は、AIによって構築された実験を、ViteでNext.jsアプリケーションを実行する運用準備の整ったポータブルな方法に変えます。

エージェンティックブラウザへの道:Kitesurfのアップデート

エージェント向けのWorkersベースのブラウザであるKitesurfは、WebMCPサポート、高速なドキュメントオブジェクトモデル操作、より幅広いウェブ互換性、端末ベースのレンダリングを追加します。

Webの速度は?BEACONでリアルユーザー数十億人の測定結果を確認

BEACONは、1万件の主要Webサイトから得られた匿名の実ユーザー数十億人ものパフォーマンス測定値を、BigQueryの一般公開データセットとして提供します。

wasm-bindgen用の新しいEmscriptenターゲットにより、WorkersでRustによるネイティブ開発をサポート

試験的なEmscriptenターゲットサポートにより、開発者はTokioサポートに向けた進歩を含め、よりネイティブなRustライブラリとアプリケーションをWorkersに導入できます。

The Cold Startのご紹介:Cloudflare Connectで自分のスタートアップをライブで売り込もう

The Cold Startでは、アーリーステージの企業5社に、Cloudflare Connectでライブプレゼンを行い、成長を助けるリソース獲得を競う機会を提供します。

9月29日(火)エージェンティックインターネットの保護

技術の進歩は、アプリケーションセキュリティに対する考え方を急速に変化させています。当社は認証局になる意向を表明しました。さらに、ポスト量子時代に向けたインターネット暗号化の基盤構築と、AI駆動の攻撃に対抗するためにアプリケーションセキュリティを適応させる方法も発表しました。

発表内容

一文で言えば...

インターネット全体の認証局を構築する

Universal SSLを開始してから12年後、Cloudflareはパブリック認証局(CA)になる意向を発表しました。これにより、無料かつ自動化された証明書発行の耐障害性が向上します。

Merkle Tree Certificatesによるポスト量子認証局の構築

当社が計画中のCAは、証明書やハンドシェイクにかかるコストを大幅に増大させることなく、ポスト量子認証の実用化を可能にするよう設計された、無料のMerkle Tree Certificatesを発行します。

AIを活用して、ポスト量子暗号への移行ルートを決める

CryptoLabeは、2029年までにポスト量子暗号への移行完了を目指すCloudflareのコードベース全体で、暗号化技術を見つけて分類するためにAIを使用しています。

IPsecに対する量子コンピュータによるダウングレード攻撃を防止

Cloudflareは、IKEv2のトランスクリプト全体を検証し、攻撃者によるポスト量子IPsecトンネルのダウングレード攻撃を防ぐIETF拡張機能の開発を支援しました。

ご利用のドメインでは、ポスト量子暗号化が使用されていますか?ご自身で確認が可能に

HTTP Analytics、Log Explorer、およびLogpushでリクエストのポスト量子鍵交換がネゴシエートされたかどうかが表示されるようになったため、お客様は調査および報告可能な証拠を得られます。

Cloudflare Application Profilesでポジティブセキュリティを強化

Application ProfilesはHTTPリクエストの期待される構造を学習するため、お客様は逸脱を特定し、有効なアプリケーショントラフィックがどのようにあるべきかを強制することができます。

フロンティアAIモデルを使用して、当社のWAFをテスト。検出された結果を公開

適応型AIレッドチームシステムは、6つの攻撃カテゴリにわたるWAF検出のギャップを発見することで、お客様の正規化と管理規則を改善するのに役立てています。

Threat Signalsのご紹介:オープンソースの脅威インテリジェンスのためのエージェンティックスキル、全Cloudflareアカウントで無料利用が可能

Threat Signalsは、オープンソースのレポートを構造化されたインジケーターに変換し、コンテキストをWAFルールに接続します。一方、Threat Events Platformは、すべてのアカウントに拡大されます。

AI時代の適応型アプリケーションセキュリティ:Cloudflareがコード、トラフィック、インテリジェンスを連携させ、攻撃を阻止する方法

当社のアプリケーションセキュリティフレームワークは、検出、ガバナンス、実行時保護、調査、応答を継続的な学習ループの中で連携させます。

9月30日(水)エージェントエコノミーの推進

Pay Per Useとベータ版Monetization Gatewayをの発表に伴い、クリエイターがコンテンツやサービスから収益を得られるようにする新しい経済モデルを、どのように当社がサポートしているかを紹介しました。

発表内容

一文で言えば...

インターネットには第2のオーディエンスがいる

AIエージェントによるリクエストが急速に増加しています。Cloudflareの戦略は、クリエイターがエージェントを可視化し、アクセス条件を設定し、エージェントが作品を使用する際に対価を受け取ることを支援します。

Cloudflare Containers、エージェントサンドボックスを拡張するために再構築

Containersで起動時間が短縮され、柔軟なイメージとインスタンスの選択、新しいスケジューリング制御、永続的エージェントワークスペース用のファイルシステムスナップショットが利用できるようになりました。

Monetization Gatewayベータ版:HTTP 402でAIエージェントの消費に課金する

Monetization Gatewayを使用すると、販売者はCloudflareの背後にあるリソースに価格を設定し、HTTP 402およびx402を使用してエージェントからの支払いを受け取ることができます。

Pay Per Use:AIがあなたの作品を使用する場合は、その対価を受け取るべきである

Pay Per Useは、検証済みのAIバイヤーがコンテンツを使用した際、登録したパブリッシャーに使用状況レポート、請求、支払いを提供します。

ユーザーとエージェントのためのドメインの簡素化

新しいドメイン検索エクスペリエンスと拡張されたRegistrar APIにより、ユーザーやエージェントはドメインの検索、登録、移管、管理をより簡単に実行できるようになりました。

User InsightsでAIモデルの過剰使用を特定

AI GatewayのUser Insightsは、タスク、モデルの適合性、過剰な使用を特定し、チームが小型または低コストのモデルがどこで機能し得るかを理解できるようにします。

本番環境での問題を検出、エージェントに直接送信

Issuesは、Workersのエラーをグループ化して、関連するスタックトレース、ログ、トレースをコーディングエージェントや任意のWebhookに送信し、迅速な調査を可能にします。

AI GatewayのAuto RouterでAIコストを削減

Auto Routerはエッジで各リクエストを分類して適切なモデルに送信し、応答の品質を維持しながらコストを削減します。

Cloudflare Impactの提供価値が1億ドルに到達

Project Galileo、Athenian Project、Cloudflare for Campaignsといったプロジェクトによるサービスの提供価値が合計1億ドルを超えました。

10月1日(木)Cloudflareにさらに多くの技術スタックを導入

データ分析プラットフォーム「Cloudflare Basin」の一般提供の開始、耐久性の高いサーバーレスイベントストリーム「K2」の開始、そしてエージェント開発向けに設計されたGitプラットフォームの構築を開発者に呼びかける新しいコンテストの発表など、Cloudflareプラットフォームで実現可能なことを拡大しました。

発表内容

一文で言えば...

Cloudflare Basinのご紹介:オープンでサーバーレスなデータプラットフォームが一般提供開始

Basinの一般提供を開始しました。これにより、開発者はApache IcebergとR2上に構築されたサーバーレスプラットフォームを使用して、大規模なデータセットの取り込み、管理、クエリを行うことができます。

Workersでの最新の暗号化アルゴリズムをサポート

Workersでは、ML-KEMとML-DSAに対してオプトインのネイティブWeb Cryptoサポートを追加しました。これにより、独自の実装をバンドルすることなく、ポスト量子暗号のプリミティブを開発者に提供します。

AI Searchの一般提供を開始

AI Searchが一般提供となりました。ビジュアル検索、スキャンしたPDFのOCR、大容量ファイルへの対応、あらゆるチャットモデルのサポートが追加されています。

Cloudflare上で次世代Gitプラットフォームを構築しましょう

Artifactsがオープンベータ版となり、AIエージェントの時代に適したGitプラットフォームの構築を目指す開発者を対象とした新たなコンテストが開催されます。

Cloudflare K2を発表:サーバーレスイベントストリーム

K2は、ブローカークラスターを管理する運用上のオーバーヘッドなしでプロデューサーとコンシューマーを切り離し、R2上に永続的で順序が保証されたイベントストリームを提供します。

Cloudflare OS:企業のエージェントワークスペースを管理

Cloudflare OSは、組織のデータやシステムと連携したエージェントワークスペースを提供します。フルマネージド型の導入については、ウェイトリストを開始しています。

Quicksilverを基盤としたWorkers KV Instantを発表

Workers KV Instantは、馴染みのあるWorkers KV APIを使用して、300箇所以上の拠点で2ミリ秒未満のp99読み取りと高速なグローバルレプリケーションを実現します。

1年後:Sovereign AIと選択のための戦い

当社は、ローカルのオープンソースモデルの選択肢を拡大し、モデルに依存しないセキュリティツールを拡充させることで、各国が孤立することなくAI主権を追及できるようにしています。

Clefのご紹介:オープンソースの意思決定モデル、および新しいRLファインチューニングプラットフォーム

ClefとClef-flashは、高速な分類とエージェントワークフローのためのオープンソース意思決定モデルであり、強化学習による微調整のためのプラットフォームも備えています。

10月2日(金)すべての人のために、より速く、よりシンプルなインターネットを実現

本ウィークは締めくくりとして、Cloudflare Observabilityへの主要なアップデート、Cloudflare Tracesの追加、Cloudflareを高速化するネットワークパフォーマンスの向上に加え、市民社会団体をどのようにサポートしていくかについての発表を行いました。

発表内容

一文で言えば...

Cloudflare Observabilityに関する8つの重大なアップデート

8つのアップデートにより、ログ、トレース、分析、アラート、ダッシュボード、クエリ、テレメトリ出力が、よりシンプルな料金体制を採用した単一の可観測性プラットフォームに統合されます。

Cloudflare Tracesのご紹介:プラットフォーム全体でリクエストをトレース

Cloudflare Tracesは、エージェントやSDKを必要とせずに、セキュリティルール、変換、キャッシュ、Workers、サービス、オリジン全体でリクエスト単位の可視性を提供します。

Cloudflareの機能を誰でも利用可能にするというコミットメントに関する最新情報

コミットメントから1年後、Logpush、マルチアカウントガバナンス、上位プラットフォーム制限などの機能が、より多くのプランのお客様にご利用いただけるようになりました。

Cloudflare OHTTP Gatewayの発表:Cloudflareのプライバシー保護インフラストラクチャへのアクセスを拡大

セルフサービス型のOHTTP Gatewayがクローズドベータ版となり、2つの役割を区別するため、Privacy GatewayがCloudflare OHTTP Relayとなります。

スレッドをたどる:アカウントの悪用を調査する新しいダッシュボード

Account Abuse Protectionは、ステートフル解析とプライバシーを保護するハッシュ化されたユーザーIDを使用して、チームがクレデンシャルスタッフィングや偽アカウント作成を調査するのをサポートします。

保護されたQuick Tunnels:次回の開発プロジェクトに向けた、簡単なアカウント不要の認証

Quick Tunnelsでメール認証がサポートされました。これにより、開発者はCloudflareアカウントを必要とせずに、ローカルアプリケーションを特定のユーザーやドメインと共有できるようになりました。

公益のための構築:市民社会組織がCloudflareで自動化する仕組み

市民社会組織は、Cloudflareの開発者プラットフォームを活用し、人権や公益を守る作業の自動化および拡大を図っています。

2026年バースデーウィーク:ネットワーク性能のアップデート

拡大されたリアルユーザー測定手法を使用して、Cloudflareは現在、上位1,000ネットワークのうち74%で最も高速なプロバイダーとしてランク付けされています。

AI Gateway経由でWeb Search APIを導入

AI GatewayのWeb Search APIは、REST API、Workersのバインディング、または顧客管理のキーを介して、複数のプロバイダーから最新のWebコンテキストをモデル呼び出しに取り込みます。

Streamline:Cloudflare StreamとWorkersを使用したカスタムビデオパイプライン

Streamlineは、Workers、Durable Objects、コンテナ化したメディアエンジンを組み合わせて継続的なビデオパイプラインを構築するためのオープンソースの一例です。

インターネットの次の章を共に構築する

本ウィークの発表全体を通して、当社が一貫して立ち返ったテーマは、「インターネットは、人々が創造、貢献、成功する機会を広げ続けるべきである」ということです。それは、開発者が形にできるオープンなツール、新たな脅威に対応し続けるセキュリティ、エージェントとエージェントが使用する成果物の提供者間のより公平な取引、そしてエージェント主導のインターネットのために設計されたインフラを意味します。

16年間、私たちは開発者、クリエイター、研究者、お客様、パートナー、そしてオープンソースコミュニティと共に構築してきました。皆さんのアイデア、フィードバック、そして私たちに疑問を投げかける姿勢がCloudflareを形成しており、そのコラボレーションが今、かつてないほど重要になっています。